福島県いわき市で、カーポート・フェンス・門扉の取り付け、お庭リフォーム
その他、様々な施工を行っております玉木土木です。
新築購入時には、カーポートがそもそも取り付けられていなかった
あるいは不要だと思っていた…。だけどこれからは、カーポートを設置して愛車を
紫外線や雨風から守りたいというように、カーポートの後付けを要望される
お客様は多いように感じます。
まずカーポートとは、屋根が付いた簡易車庫のことを指します。
ガレージとは異なり、屋根と柱のみで構成されています。
カーポートの側面には壁はありません。また出入り口にはシャッターも付いていません。
最小限のパーツのみで構成されているため、比較的安価に設置することが可能です。
このように簡易的な車庫ということもあって、自宅の敷地内に自由に使える広さがあれば
カーポートはすぐ設置できる…とお考えの方も多いように感じます。
しかし、カーポートを設置するにも法律や条例に適しているかの判断が必要になります。
本日はカーポートを後付けする時に、気を付けなければいけない法律面からの
ポイントをご紹介いたします。
先ほどもお話したようにカーポートは簡易的な車庫のように捉えがちですが
カーポートは建築物に含まれます。よって建築確認申請が必要な場合もあります。
建築確認申請とは建築基準法や都市計画法などの
各種条例が守られているかを判断するために提出するものです。
カーポートのように、壁がなく開放性のある建築物は緩和措置が適用されることが
多いですが、屋根の面積が10平方メートル以上を超える場合や防火地域・準防火地域内
でのカーポートの設置には、建築確認申請の提出が求められます。
また後付けするカーポートに
屋根と基礎を固定した柱がある場合も建築確認申請が必要となります。
建築確認申請の責任を負うのは、施工業者ではなくカーポートの所有者になります。
もちろん施工業者に相談することが適切ではありますが、
このように申請が必要な場合もあるということは念頭に置いておきましょう。
また、建ぺい率の確認も必要となってきます。
建ぺい率とは、敷地面積に対して建築物を設置できる面積の割合です。
カーポートは建築物に該当するため、建ぺい率の計算に含まれる点を 把握しておきましょう。
すでに建ぺい率を超えている場合は、敷地内にカーポートを設置することができません。
ただし、カーポートの建ぺい率には規制緩和が設けられており、
以下の条件を満たす場合は建ぺい率の建築面積に含まれません。
これら規制緩和の条件は各市町村で異なるケースがありますので
お住まいの場所の条例を確認することが必要です。
その他、カーポートの設置自体には関係ありませんし、壁のないカーポートは基本的に
固定資産税の課税対象外となりますが、3方向以上が壁に囲まれるガレージタイプの場合は課税対象となるケースがあります。
安心してカーポートの設置ができるようサポートいたします!
このようにカーポートの設置も、法律面から考慮する必要があることがお分かりいただけたと思います。
玉木土木は設置を行うだけではなく、お客様に安心してご納得いただきながら施工を行います。
福島県いわき市近郊で、カーポートの設置を考えられているお客様は
ぜひ当社にご相談いただければと思います。